2024年1月1日午後4時ごろに石川県能登沿岸で発生した、最大震度7に及ぶ地震に関連して、防災情報を発信しているアカウント「特務機関NERV」は「APIの使用回数が上限に達したためX(旧Twitter)に自動投稿できない」と投稿した。スマホアプリ版の「特務機関NERV防災」(iOS/Android)を利用するように呼び掛けている。
同アカウントを運営する情報セキュリティ企業のゲヒルンは、23年8月にもXのAPI制限により自動投稿ができなくなった旨を投稿していた。Xはイーロン・マスクによる買収以降、APIの仕様変更や不具合が相次いでいる。
同日午後9時ごろ、NERVアカウントは「X社からご連絡を頂き、@UN_NERV および @EN_NERV をPublic Utilities App(公共アプリ)に登録する手続きを緊急的に行っていただきました」として、API制限が緩和された結果、自動投稿を再開できたと投稿した。
NERV、停電&避難情報の投稿を停止 「XのAPI制限が厳しいため」 公式アプリなどに切り替え
NERV、TwitterのAPI制限で災害情報が発信できない状態に 「アプリ活用を」
Togetter障害、Twitter API不具合で 「朝起きたら、エンタープライズ契約なのにFreeプランになっていた」【復旧】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR