ソフトバンクは1月9日、米NVIDIAと共同で提供するクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」を3月29日に終了すると発表した。2月28日に新規登録などを停止し、3月29日にゲームをプレイできないようにする。
GeForce NOWは、クラウドでゲームをプレイできるサービス。ゲームの描画処理などをサーバ側で行うため、通信環境さえあれば高い処理能力を要求するゲームを端末を問わずプレイできるのが特徴だ。
日本では、ソフトバンクとKDDIがそれぞれ「GeForce NOW Powered by SoftBank」「GeForce NOW Powered by au」として、2020年から日本向けに提供している。しかしNVIDIAは、2024年春からKDDIと共同で新たに日本向けサービスを開始すると予告しており、GeForce NOW Powered by SoftBankの終了に影響したとみられる。
ソフトバンクによれば、GeForce NOW Powered by SoftBankのユーザーは、新サービスにデータを引き継げるという。なお、NVIDIAは新サービスの開始以降もGeForce NOW Powered by auの提供は続くとしている。
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