先行きが不透明なVUCA時代といわれる現代、人材不足や物価上昇といった要因も相まって、多くの企業が業務の「無理、無駄、ムラ」を省き、効果的に業務を進める「業務効率化」を推進しているはずだ。
一方で「何から始めたらよいのか分からない」「ツールは導入したものの使いこなせない」といった悩みを抱えている担当者も多いのではないか。そんな中、さまざまなITツールや生成AIを活用して、業務効率化の成果を挙げている組織がある。生活協同組合コープさっぽろ(以下、コープさっぽろ)だ。
1965年に創業した同組合は、主力の宅配事業の他に、北海道全域でスーパーマーケットを運営している。これだけ聞くと「レガシーな会社なのだろう」と思うかもしれないが、「リアルビジネスを最新のインターネットテクノロジーで解決する」をテーマに、デジタル化を加速しているのだ。
一体どのような改革を進めているのか。ITmedia ビジネスオンライン、ITmedia NEWS主催のオンラインイベント「デジタル戦略EXPO」(2月25日まで)に、コープさっぽろでDX推進の旗振り役を務めるCIO(最高情報責任者)の長谷川秀樹氏が登壇し、その舞台裏を細かく説明する。本記事ではその一部を紹介したい。
2020年にコープさっぽろにCIOとして参画した長谷川氏はこれまで、ハンズ(旧、東急ハンズ)やメルカリでもCIOとして業務効率化に向けた取り組みを推進してきた。
「当組合では、特定の国内メーカーに頼っているわけではありません。基本的にはグローバルのインターネットテクノロジーやコンシューマーテクノロジーを活用しています。情報セキュリティもネットワークの防御に頼って……というよりは、社外のカフェでも安心安全高速に仕事ができる環境の構築を目指しています」
では、具体的にどのような取り組みを進めているのか。長谷川氏は、4つのステップを踏んで進行しているという。ぜひオンラインイベントの講演でチェックしてほしい。
講演後半では「AIによる業務効率化」と題し、今話題の生成AIを活用した業務効率策を紹介してくれた。
「実は僕も、AIと聞くと『またまた、本当に使えるの?』と思っていた」と振り返る長谷川氏。しかし、ChatGPTの登場は「エンジニアでなくても使えるものが出てきた」と感じたと話す。
「AIの活用を禁止している企業もあるかと思います。その理由として『情報が流出するのでは?』といった話を耳にしますが、携帯電話や電子メールが普及した時を思い出してください。『盗聴されている、データが漏れる……』そんな話をしていませんでしたか?
ところがお分かりのように、今では重要な情報を書いて送りあっています。AIに関しても同じようなことが起こるでしょう。まずは使ってみて、盛り上がったところで細かい統制をかければよいと考えています」
コープさっぽろでのAI活用術は以下の通りだ。
講演では、どのようなフローで生成AIを使っているのか、長谷川氏自身が事例を交えてレクチャーする。生成AIやさまざまなツールを駆使し、自社の業務効率化を図りたいと考えている人はぜひ視聴して参考にしてほしい。
コープさっぽろが進める業務効率化を詳しくチェック
長谷川氏が語る“リアルな業務効率化策”はこちらから無料でご視聴いただけます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.