米Appleは2月1日(現地時間)、2024年第1四半期(10月〜12月)の決算を発表した。売上高は前年同期比2.1%増の1195億7500万ドル、純利益は13.1%増の339億1600万ドル(1株当たり2ドル18セント)だった。5四半期ぶりの増収となった。サービス部門に加え、iPhoneも好調だった。
売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は1179億1000万ドル、純利益は2ドル10セント)を上回った。
ティム・クックCEOは声明文で「iPhoneの販売に支えられた12月四半期の売上高の伸びと、サービス部門の売上高が過去最高記録を更新した」と語った。
セグメント別売上高は、iPhoneは6%増、Macは0.6%増、iPadは25.2%減、Apple WatchやHome Podなどは11.3%減だった。Apple MusicやAppel TV+などを含むサービスは11.3%増だった。サービスは過去最高だが、アナリスト予測(233億5000万ドル)には届かなかった。
ハードウェアとして唯一売り上げ増のiPhoneは、9月に発売した「iPhone 15」シリーズが貢献した。
地域別の売上高は中華圏が大幅なマイナスとなった。
クック氏は業績発表後の電話会見で、AIへの取り組みと投資を継続していると語り、「今年後半にその分野で進行中の取り組みの詳細を共有できる」とした。
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