米McDonald'sは3月15日(現地時間)、前日から発生していたシステム障害の原因は、サードパーティーベンダーがシステム設定を変更した際のミスによるものだったと発表した。
システム障害は15日午前0時頃(現地時間)に発生し、世界中のマクドナルド店舗に影響が出た。モバイルオーダーアプリなど利用できない状態が続いた他、日本を含む一部の国では一時休業を余儀なくされた店舗もあった。
McDonald'sは声明で「世界規模のシステム障害が発生したが、すぐに特定され是正された。多くの国ですでにシステムが復旧しており、残りの国でも復旧作業が進行中だ」と説明。続けて「この問題はサイバーセキュリティの問題によって直接引き起こされたものではなく、設定変更中のサードパーティプロバイダーによって引き起こされた」と明かした。
同社の最高情報責任者(Chief Information Officer)を務めるブライアン・ライス氏は、「技術の信頼性と安定性は最優先事項だ。今回の障害は例外的なものだが、至急解決するよう努力している」とコメントした。
日本では、システム障害で15日夕方ごろから閉店する店舗が相次いでいたが、16日には復旧。日本マクドナルドの公式Xアカウントは「一時的に営業を停止している店舗があったが、現在は通常通り営業している」とアナウンスしている。
【訂正:3月16日午後8時50分】米McDonald'sが掲載したプレスリリースにおいて、元の文と一部ニュアンスが異なる箇所があったため修正しました
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