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PC使う社会人の26.9%「直近1年以内に備品なくしかけた」 業務のヒヤリハット、MAMORIOが調査

» 2024年04月11日 15時44分 公開
[ITmedia]

 PCを使って業務する社会人の26.9%が、直近1年以内にに備品や貸与物をなくしたり、なくしかけたりしたことがある──紛失防止タグを手掛けるMAMORIO(東京都千代田区)は4月11日、業務の“ヒヤリハット”を巡り、こんな調査結果を発表した。

photo 調査結果

 備品をなくした、もしくはなくしかけた人に、事態を上長などに報告したタイミングを聞いたところ、14.2%が「数分以内」と回答。22.6%が「30分以内」、16%が「30分〜1時間以内」と答えた。一方「報告しない」とした人も20.8%いた。

 同様にヒヤリハットの代表例として知られるメールの誤送信についても聞いた。こちらは25.9%が「直近1年以内に誤送信したことがある」と答えた。

 紛失や誤送信などがあった後、周囲からのフォローを受けられたかどうか聞いたところ、50.5%が「あった」と回答。具体的には「誤送信があったとき代わりに謝罪のメールを送ってくれた」「紛失物を一緒に探してもらった」「励ましを受けた」などがあった。

 MAMORIOは「リモートワークやフレキシブルな働き方が普及しているいま、職場環境や業務の在り方も大きく変化している。これにより、新たな種類のヒヤリハットやミスが発生している可能性があり、従来の対策だけでは不十分な場合も考えられる」と注意喚起している。

 調査は2月22日にネット上で実施。PCを使って業務をする10〜60代の男女390人にアンケートを取った。

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