小寺信良のIT大作戦
不足する「AI人材」 社会は変わる、学生はどうする?(1/2 ページ)
6月14日、AWSが開催した「AIスキルに関する記者説明会」の中で、AIスキルの人材育成に対して新たなプログラムを発表した。これまでAWSでは、技術への投資はもちろん、人材育成として社会人への教育プログラムにも力を入れてきたが、それは当然これまでのAWSのビジネスに直結するクラウドスキルに関するものが多かった。その教育プログラムに、AIを学べるものが加わった格好だ。
新たにAIに関する認定資格も2つ立ち上げ、自分のAIスキルを証明できるようになる。
そもそもAWSが提供するトレーニングサービスは、3つの階層に別れている。AWS Skill Buidlerは、動画によるEラーニングプログラムで、自分が学びたい学習プランを選ぶと、多くの講座の中から適切なものが絞り込まれるという格好になっている。個人向けサブスクは月額29ドルだが、基礎的な講座は無償のものも多く用意されている。
クラスルームトレーニングは、学びたい仲間が集まってハンズオンしたり、グループディスカッションなどを行って1日~3日でトレーニングするコースだ。従来は実際に集まって学ぶクラスルーム形式だったが、昨今はオンラインでの実施が増えているという。今回生成AI開発に関するクラスルームが新設された。このコースは過去AWS系の教育プログラムで定評のあるトレノケート株式会社が担当する。
なおAWS認定は各学習プランやトレーニングと必ずしも直結しているわけではなく、実力が着いたと思ったら認定試験を受験するという格好である。
筆者も試しにAWS Skill BuidlerでAI人材育成メニューの無料講座を2つほど受講してみたが、日本で製作しているもの、英語のしゃべりに日本吹き替えをあてているものなどがあり、日本語での学習には問題ない。
一方社会人向けの内容であるため、一部の説明にビジネス用語が出てくる。無料で学べるので学生が学ぶにもいい教材だと思うが、その点が学生には分かりにくいかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「侵入経路塞いだが、バックドアから……」不正アクセス105時間の攻防、分単位で報告 防災メールのアルカディア
-
2
NECの委託先にサイバー攻撃 正規アカウント悪用し顧客のサーバ暗号化、個人情報の漏えいも
-
3
ソースネクスト、パスワードなぜ平文で流出 「暗号化していたが、鍵にアクセスできるシステムに侵入された」
-
4
スクエニアカウントに不正ログイン、他社で流出の情報使用か 全アカウントのパスワード強制リセットも視野に
-
5
ふるさと納税の「ふるさとチョイス」、会員情報445万件流出 寄附控除試算額も
-
6
メドレー、不正アクセスで停止中のサービスを作り直して再開へ 従来システムは再稼働させず
-
7
デジタル庁、政府職員18万人にAIエージェント環境を展開──「源内」で提供開始、独自の安全基準も
-
8
阪急阪神百貨店などの共通ID、ほぼ全会員分漏えい 約126万件 予約サイトに不正アクセス
-
9
栃木県警、全職員の情報流出か アルカディア不正アクセス、他県警でも被害判明相次ぐ 報道
-
10
家電量販のJoshin、不正アクセスで一部サービス停止 個人情報漏えい「可能性否定できず」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR