飲み会の風景を一変させる可能性を秘めた「AI幹事」が登場しました。Gateboxとだるまジャパン(岐阜県大垣市)の協力関係から生まれたこのサービス。なぜ、AI幹事を作ろうと思ったのか、実際にお話をうかがってきました。
尾崎さんは、開発の経緯をこう語ってくれました。「元々は、Gateboxさんの『AIバイト』のタブレット版を開発する予定だったんです。でも、これなんか面白くないねえと話しているときに、武地さんの『商品紹介ではなく、AIと一緒にお酒を飲むようなものにしたい』という一言で、プロジェクトの方向性が大きく変わりました」。
AI幹事が可能になった背景には、技術的なことを含め、いくつかの要因がありました。整理すると、以下のようなことです。
尾崎さんは「AIがあたかも自発的にアドバイスをするといった技術研究は既にしていたんです。足りなかったのは、AIから人間に働きかけるという視点でした。そこに武地さんの『AIにお代わり(を注文)させたい』というアイデアが加わって、自然とAI幹事ができ上がったんです」と説明する。また、そんなアイデアを形にしたいという価値観が共有できていたことも大きかったとのこと。
言われてみれば、タブレットとAIを組み合わせることは、すんなり出てきますが、それがAI幹事というサービスに集約されるには、やはり明確な方向性が必要だったわけです。つまり、どうしてもAIと飲みたい! ということですね。
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