米Googleは7月31日(現地時間)、検索結果からディープフェイク画像を排除するための複数の対策を発表した。
Googleは、同意のない偽の露骨な画像を検索から削除するリクエスト機能を備えている。
この機能でリクエストを受けると、重複する画像をスキャンし、見つかった場合は削除する。
この機能は、(偽ではないが)同意のない画像への対処で既に行われているもので、同じ機能をディープフェイク画像でも実施する。
例えば「テイラー・スウィフト ヌード」など、人名を含む露骨なディープフェイク画像を探すクエリについては、検索結果として関連ニュース記事などを表示する。この取り組みは既に実施しており、「この種のクエリで露骨な画像結果が表示される回数が70%以上減少した」という。
なお、俳優のヌードなど、合意に基づいた本物の画像をディープフェイクと区別する技術を継続的に改善しているとしている。
ディープフェイク画像削除のリクエストが多数あったWebサイトをランクダウンする。このアプローチはディープフェイク以外の有害コンテンツで既に実施しており、「うまく機能している」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR