ヤマト運輸は9月11日、一部地域間を結ぶ配達について、1日以上の遅れが生じる見込みと発表した。日本貨物鉄道(JR貨物)の一部運行停止を受けたもので、東京・関東地域と北海道・九州地域を行き来する荷物が対象になるという。
JR貨物の一部運行停止は、3カ所の同社車両所において発覚した、車両の荷重を支える部品「輪軸」の組み立て作業時の検査データ改ざんを受けたもの。圧入力の検査結果データが基準値を超えた輪軸は、機関車3両/貨車560両におよび、いずれも運用停止措置となっている。同社は車軸の検査を実施し再整備するという。
ヤマト運輸は、一部荷物の輸送に貨物列車を利用しており、9月10日/11日発送分が遅延の対象になるとしている。
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