KADOKAWAは9月26日、小説投稿サイト「魔法のiらんど」について、単独サービスとしては終了し、Web小説サイト「カクヨム」と合併すると発表した。魔法のiらんどは2025年3月31日をもって終了し、カクヨム内の1ジャンルとして運営を続ける。
「今後も長く皆様にご満足頂けるサービスのご提供を目指して運営で検討を重ねた結果、この度カクヨムとの合併という決断に至りました」(KADOKAWA)
26日にはカクヨムに新ジャンル「魔法のiらんど」を設け、投稿者に作品の移動を呼び掛けている。魔法のiらんどでは新たに「バックアップ機能」を、またカクヨムには「作品インポート機能」を設けてユーザーが自身の端末を介して作品を移動できるようにした。
魔法のiらんどは、1999年に無料ホームページ作成サイトとしてサービスを開始したが、20年4月に「女の子のための小説サイト」としてリニューアル。「恋空」など書籍化されてベストセラーになった作品もある。
カクヨムは2016年から展開している小説投稿サイト。作品のPVに応じて広告収益を還元するプログラムなどを設け、現在は会員登録数130万人以上、月間570万人が利用するサイトに成長している。
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