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パナ、蛍光灯の生産を27年9月末までに終了

» 2024年10月01日 14時29分 公開
[ITmedia]

 パナソニック エレクトリックワークス社は10月1日、蛍光灯の生産を2027年9月末までに終了すると発表した。今後はLED化の提案を加速する。

蛍光灯の「パルックプレミア」シリーズ(出典;パナソニック)

 23年11月の「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議」で全ての蛍光ランプの製造と輸出入が27年末に禁止されることに伴い、生産終了を決定した。ツイン蛍光ランプ(コンパクト形蛍光ランプ)は26年9月末に、直管蛍光ランプ(三波長形)、丸形蛍光ランプ、点灯管は27年9月末に生産を終了する。

 パナソニックは1951年に蛍光ランプの販売を開始。最盛期には年間1億本以上を生産していた。

 しかし近年はより省エネ性能の高いLED照明への切り替えが進み、19年3月末には蛍光ランプ対応の照明器具の生産を終了。需要減少に伴い、蛍光灯の製品ラインアップも徐々に縮小していた。

パナソニックのプレスリリース(パナソニックのWebサイトより)

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