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手元に大きなキーが1つ増えるという新鮮な体験 REALFORCEに聞くスペースバー分割キーボードの開発意図(1/3 ページ)

» 2024年09月30日 15時27分 公開

 出展社数が過去最多となった「東京ゲームショウ2024」(9月26〜29日、幕張メッセ)。その中でもハードウェア関連が集まっていた9ホールに出展していたのが、東プレのREALFORCEです。どうしても実機を確認し、担当者に話を聞きたい製品があったので、現地を訪ねました。

「東京ゲームショウ2024」のREALFORCEブース

 今回の展示の中心は、過去に紹介したこともあるゲーミングキーボードの「GX1」で、最新のホロライブ×REALFORCEコラボモデルが発表となりました。白基調のものと黒基調のものがあり、2025年初頭に数量限定で発売を予定しています。受注生産で11月下旬から予約を受け付けます。

最新のホロライブ×REALFORCEコラボモデル。白基調のものと黒基調のものがある

 正直、キーボードのコラボモデルってどういうこと? と思っていたのですが、実物を見ると、カラバリモデルの1つとして、これは実にアリということが分かります。コラボ先の世界観でカラーが設定されているので、単純にカラバリとしてよくできているのです。

 キーボードのカラバリといえば、キートップの交換などが思いつきますが、たくさんの色が用意されているわけでもないのが実情。コラボのおかげで、新しいカラバリが増えるというだけでも、これは企画として楽しいです。初音ミクコラボなんて、このカラーリングというだけで買ってしまいそうな自分がいます。

初音ミクコラボモデル

スペースキーを分割した「R3 Keyboard / R3HI17」が気になる

 ただ、今回どうしても実機を確認したかったのは別にありました。それは「REALFORCE R3」のセパレートスペースキーモデル「R3 Keyboard / R3HI17」。キーボードの仕様としては、従来型のR3と基本的に同じで、スペースキーが2つに分割されています。

「R3 Keyboard / R3HI17」

 スペースキーを分割してどうするの? と思う人もいるかもしれませんが、要するにスペースキーが2つあることで、色めき立つのが親指シフトのユーザーです。

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