「ポケットモンスター」シリーズの開発元として知られるゲームフリークから大規模な情報流出があったとSNSなどで騒ぎになっている。当のゲームフリークは10月10日付で「外部からの不正アクセスにより社員の個人情報などが漏えいした」と公表しているが、13日時点で関係は分かっていない。
ゲームフリークが公表した文書によると、8月に第三者からの不正アクセスを受け、個人情報の漏えいが判明したという。漏えいした個人情報は従業員の氏名や社用メールアドレスなど2606件で、これには退職した元従業員や委託社員を含んでいる。
同社は「サーバの再構築・再点検はすでに実施したが、セキュリティ対策をより一層強化することで再発防止に努める」としている。
一方、海外の掲示板やリーカーを名乗るXアカウントなどは、ゲームフリークの「Gigaleak」「TERAleak」(大規模な情報漏えいの意味)などとして出所不明の文書や画像を拡散している。彼らの投稿によると、未発表のポケモン新作や新ポケモンのデザイン、新コンテンツ計画などの情報が含まれるという。
なお、興味本位でこうした情報に触れたり、拡散したりすることは。今年6月にニコニコやKADOKAWAがランサムウェア被害を受け、ダークウェブ経由で様々な情報が流出した件では、SNSなどで漏えい情報を拡散した悪質な行為に対し、KADOKAWAが刑事告訴など法的措置の準備を進めている。
KADOKAWA、漏えい情報の“悪質な拡散”を特定 計473件 削除要請・情報開示請求へ
KADOKAWA、悪質な情報拡散に「刑事告訴の準備を進めている」 サイバー攻撃による情報漏えい問題で
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