幻冬舎傘下の幻冬舎コミックスは11月13日、Xアカウントにおける刊行物の告知画像のうち、作家のイラストを使ったものについて、今後「AI学習阻害処理やウォーターマークなどの加工」をかけて投稿する方針を明らかにした。15日に控えるXの規約更新を受けての対応という。
「画像がやや不鮮明になるなど、ご不便をおかけいたしますが、作家様の権利保護のため、ご理解いただけますと幸いです」(同社)。今後、再度規約更新があった際には、対応を変更する場合もあるとした。
Xは15日の規約変更により、ユーザーが入力した情報を、AIのトレーニングに利用する旨を明文化する予定だ。しかしXでは、これを嫌って他のSNSに“移住”しようとするユーザーや、投稿する画像にAI学習の阻害処理・ウォーターマークをつけようと呼び掛ける人も見られ、対応の有効性や意義について物議を醸している。
ファミマの「透かし入り画像」投稿で物議 ストックフォトのプレビュー利用、Adobeとファミマに聞いた
BOOTHがAI対策を公開 独自性のない作品は検索結果に載せない 人でもAIでも
pixiv、AI巡る規約改定 「作品をAIに学習させた」&「投稿者の不利益になる」満たす行為を禁止
Intel、nmではない新命名法でのロードマップを発表 次は「Intel 7」にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR