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スペースXは「バナナ」にご執心? 1本30ドルでぬいぐるみも販売(1/2 ページ)

» 2024年11月20日 11時01分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 イーロン・マスク氏率いる米Space Xは、最近バナナにご執心だ。11月19日(現地時間)に6回目の試験飛行を成功させた巨大宇宙船「StarShip」は船体にバナナのキャラクターをあしらい、「特別なペイロード(貨物)」としてバナナを搭載していた。

「StarShip」にバナナのキャラクター(出典:Space XのXアカウント)
船内の「バナナ」の様子(公式ライブ配信より)

 マスク氏のXへの投稿によると、6回目の飛行テストの目的は、多数の設計変更カ所の確認に加え、1)真空中でのRaptorエンジンの再始動、2)日中の船の着陸、3)(船体が)より高熱になる急峻な再突入、4)より早いブースターキャッチという。

 このうち4番目のキャッチについては条件が整わず、今回は見送られた。飛行試験は概ね成功のうちに終了し、StarShipは打ち上げから1時間5分後にインド洋上に着水した。なお、搭載していたバナナの安否はまだ分かっていない。

打ち上げから1時間5分後、StarShip着水(公式ライブ配信より)

なぜバナナなのか?

 バナナは、Space Xの公式サイトにもはびこっていた。物販ページには、StarShipと同じデザインのバナナのデカールの他、バナナの実物大ぬいぐるみも登場している。ぬいぐるみの価格は30ドル(約4600円)。

Space Xの公式サイトにもバナナ
バナナ(ぬいぐるみ)は30ドル

 なぜバナナなのか? ヒントはぬいぐるみの(FOR SCALE)という文字にあった。

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