イーロン・マスク氏率いる米Space Xは、最近バナナにご執心だ。11月19日(現地時間)に6回目の試験飛行を成功させた巨大宇宙船「StarShip」は船体にバナナのキャラクターをあしらい、「特別なペイロード(貨物)」としてバナナを搭載していた。
マスク氏のXへの投稿によると、6回目の飛行テストの目的は、多数の設計変更カ所の確認に加え、1)真空中でのRaptorエンジンの再始動、2)日中の船の着陸、3)(船体が)より高熱になる急峻な再突入、4)より早いブースターキャッチという。
このうち4番目のキャッチについては条件が整わず、今回は見送られた。飛行試験は概ね成功のうちに終了し、StarShipは打ち上げから1時間5分後にインド洋上に着水した。なお、搭載していたバナナの安否はまだ分かっていない。
バナナは、Space Xの公式サイトにもはびこっていた。物販ページには、StarShipと同じデザインのバナナのデカールの他、バナナの実物大ぬいぐるみも登場している。ぬいぐるみの価格は30ドル(約4600円)。
なぜバナナなのか? ヒントはぬいぐるみの(FOR SCALE)という文字にあった。
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