米Anthropicは11月27日(現地時間)、無料版を含むすべてのAIアシスタント「Claude」に、応答をカスタマイズするスタイル機能を追加したと発表した。これにより、Claudeの応答を、コミュニケーションの好み、トーン、構造に合わせてカスタマイズできるようになった。
プリセットのスタイルは、「Concise」(簡潔)、「Explanatory」(説明的)、「Formal」(フォーマル)の3種類。
カスタムスタイルを自分で生成することもできる。カスタムスタイルを生成するには、好みの会話コンテンツをPDFなどでアップロードし、ニーズに合わせて支持を指定し、設定の変更に合わせて編集する。
同じ質問(日本語)をNormalを含む4種類のスタイルで入力したところ、Normalでは20行の回答がConciseでは8行に、Explanatoryでは30行に、FormalではExplanatoryとほぼ同じ内容が、27行で表示された。Formalはメールの下書きなどに使うといいだろう。
米OpenAIのChatGPT Plusや米GoogleのGemini Advancedには、設定を記憶させておける「メモリ」機能がある。
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