電動キックボード/自転車のシェアリングサービス「LUUP」のTikTok公式アカウントで、水道メーターをふさいでいるLUUPポートを利用する様子が描かれており、批判を浴びている(TikTok動画へのリンク)。
LUUPポートが水道メーターをふさいでいる例は過去にも指摘されており、東京都水道局は11月14日、メータ上に自転車などを置かないように注意喚起していたが、Luup社の対策は遅れているようだ。
動画は12月3日ごろ掲載されたもの。男性がLUUPに乗ろうとすると、ポートにカエルがいて驚くという内容で、「びっくりする瞬間」というテーマだ。
「皆さんはこのような経験したことありますか? #luup #電動キックボード #交通ルール #fyp」というテキストが添えられている。
この動画についてXで「ポートが水道メーターをふさいでいる」との指摘があり、Xで拡散。「カエルより、LUUPを置いている場所に驚く」などと批判を浴びていた。動画は9日現在も掲載され続けている。
東京都水道局は11月14日、「検針やメータ交換の支障となる他、漏水等の際、止水の妨げともなるため、水道メータのボックス上に自転車や植木鉢などを置かないでください」と、Xで注意喚起していた。
LUUPの公式TikTokは、「正しいルールの周知と安全に使っていただくための若年層向けの啓発」を目的に2022年10月に開設され2年経っているが、フォロワーは4282人にとどまっている。
LUUPの駐輪スペースをめぐっては10月、「防火水槽や『避難器具降下地点』をふさいで設置されているケースがある」と批判を受け、Luupが対応すると発表していた。
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