米OpenAIは12月19日(現地時間)、クリスマスに向けたイベント「12 Days of OpenAI」の11日目として、MacOS版ChatGPTアプリの複数の新機能を紹介した。紹介動画の最後に、イベントの最終日である20日には「非常にエキサイティングな内容が予定されている」と予告した。
Mac版のデスクトップアプリは6月にリリースされた。モデルがより高度化し、ChatGPTが単なるQ&Aを超えてユーザーの作業を自動化する「エージェント」的な役割を果たすよう進化したという。
新たに、他のアプリと連携して作業の自動化を支援できるようになった。コードエディタなどと連携し、ユーザーがコピー&ペーストを行う作業などを効率化する。デモ動画では、Xcodeを用いたコード解析と補助機能を実演した。
コードエディタだけでなく、Apple純正アプリの「Notes」(日本では「メモ」)、「Notion」、「Quip」と連携可能になった。デモ動画では、Notion内のドキュメントを利用した歴史探訪ツアーの原稿を作成してみせた。
また、Mac版でも「高度な音声モード」をサポートした。
これらの機能は即日リリースされた。Windows版アプリでも「近日中に」公開する予定だ。
OpenAIの「12 Days」10日目は固定電話からでもChatGPTと15分無料で会話できるサービス
OpenAIの「12 Days」9日目は“DevDay” 推論モデル「o1」のAPI導入など
OpenAIの「12 Days」8日目は「ChatGPT search」を全ユーザーに公開 新機能追加も
OpenAI、5月に予告したChatGPTの高度な音声モード提供を延期Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR