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年末の大掃除で注意したい、テレビや冷蔵庫のNGお手入れ パナソニックが教える、適切な「家電の大掃除」とは(1/3 ページ)

» 2024年12月28日 10時00分 公開
[ITmedia]

 2024年も終わりが近づき、大掃除のシーズンがやってきた。家電にたまった汚れを一気に掃除する人も多いだろう。これに合わせ、パナソニックが家電をお手入れする際に役立つコツや、注意すべきポイントを紹介している。家電の寿命をより長くし、消費電力の軽減にも役立つという。大掃除の参考にしてみてほしい。

パナソニックが教える、適切な「家電の大掃除」とは

テレビの掃除 ウェットティッシュはNG?

 テレビを掃除する際は、まずテレビの主電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜く。背面の端子部にたまったホコリを軽く拭き、ケーブル類も抜いた後、クリーニングクロスなどでテレビの上部から順に、フレーム・画面を拭いていく。

 この際に気を付けたいのは、ティッシュや目の粗いぞうきんなどを使わないこと。画面やフレームを傷つける可能性があるからだ。

 パナソニックによると、指紋などの皮脂汚れについては、水で100倍程度に薄めた中性洗剤を使うのが良いという。クリーニングクロスを固く絞って拭き、乾いた布で仕上げれば、画面とフレームの隙間に水が入って故障するリスクを軽減できる。

皮脂汚れには、水で100倍程度に薄めた中性洗剤が効果的

 逆に水分が多く、アルコール分が含まれるウェットティッシュを使うと、塗装が剥がれたり故障したりする原因になる。スプレー洗剤も細かい水分が入り込む可能性がある他、ベンジンやシンナーも変形の原因になるため、使ってはいけないという。

 背面にある排気口のホコリは、中にホコリが入るのを防ぐため、クリーニングフロスなどでは拭かず、掃除機で取り除くように案内している。

背面にある排気口のホコリは掃除機で除去

 掃除をした後は、テレビ台やローボードを壁から少し離して置くよう勧めている。機械類やACアダプターの排熱が改善され、ケーブルの断線を防ぐという。

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