アバターで歌う「VRオーディション」開催 通過者は大阪駅のリアル会場でライブ

[ITmedia]

　オーディション参加者全員がアバター姿になり、VR空間のステージでパフォーマンスを披露する“VRオーデイションイベント”を、JR西日本イノベーションズと、ライブ配信事業などを手掛けるビジュアライズが3月27日に開催する。

　「歌唱力、表現力、アバターパフォーマンス」の3つを競うイベント。通過した人は、今年5月にJR大阪駅直結の「大阪ステーションシティカリヨン広場」で行う路上ライブに出場できる。ライブは、リアルとアバターを融合させて開催。顔出しNGなVTuberも出演できるように配慮しているという。

　オーディションイベント名は「目指せ JR 西日本グループ公式路上ライブ！ 誰でも駅デビューチャンス powered by カラオン」。

　歌唱動画による一次審査を通過した人は、VRカラオケによる二次審査に進む。二次審査では、参加者がVRゴーグルとカラオケ音源を使い、アバター／VTuberとなってパフォーマンスを披露する。

　ミュージシャンの杏子さんやVTuberの「晴歌」などがゲストとして参加。オーディション参加者だけでなく、ゲストや審査員、MC など、すべての出演者がアバター/VTuber姿になる。視聴者も「カラオン」アプリを通じてアバターになって VR 空間に参加できる。

　審査は、審査員による評価点と、YouTube・カラオン経由の応援コメント、スーパーチャットでの投げ銭など複合的な要素で判断する。

　オーディションへの応募は3月11日まで。