米Appleをかたるフィッシングメールが増えているとして、フィッシング対策協議会が3月5日に注意を呼びかけた。Apple IDのアカウント情報の更新が必要などとして、フィッシングサイトに誘導し、クレジットカードの情報を窃取するという。
メールの件名は「Apple ID のお支払い情報を更新」「【重要】Apple ID アカウント確認のご案内」「サブスクリプションの有効期限がまもなく終了します」「Apple からの領収書です。」(全て原文ママ)など。
本文では「Apple IDに関連する最新のセキュリティ対策として、アカウント情報の確認と支払い方法の更新が必要」などとして、フィッシングサイトに誘導。Apple IDやクレジットカードの情報などを入力させ、情報を不正に抜き取るという。
5日午後3時時点でフィッシングサイトは稼働中。同協会はJPCERT/CCに、サイト閉鎖に向けた調査を依頼している。なお類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして、注意を呼びかけている。
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