日本共産党所属で東京都調布市議会の田村ゆう子市議は3月15日、市議会議員用クラウドサービスのログイン情報を第三者に伝えたとしたとして、自身のXアカウントで謝罪した。田村市議を巡っては同日、読売新聞が、現職議員や一部の市職員による閲覧が許されているクラウドサービスに、共産党市議団で元市議の男性が不正ログインし、行政情報を閲覧したと報道。原因は田村市議がID・パスワードを男性に伝えたためだったとしている。
田村市議は報道を事実と認め「軽率な行為であったと深く反省をしております。13日の幹事長会でも謝罪したところですが、市民の皆さま、関係者の皆さまにあらためておわび申し上げます」と投稿した。
読売新聞によれば、12日の本会議中、田村市議のアカウントから、全議員・市職員に、クラウド上の文書を見るように求める通知がなされた。議会事務局職員が意図を尋ねたところ、田村市議は自身の操作でないと説明するとともに、助言をもらう目的で元市議の男性にログイン情報を教えたことを認めたという。
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