米Metaは4月29日(現地時間)、AIアシスタント「Meta AI」を単体アプリとしてリリースしたと発表した。日本でもApp StoreとGoogle Playストアからダウンロード可能だ(ただし、まだ日本語には対応していない)。
Meta AIは昨年4月にInstagramやMessengerで使えるAIアシスタントとして立ち上げられた。その後、米国では「Ray-Ban Meta」スマートグラスと「Meta Quest」シリーズでも利用可能になった。
米OpenAIの「ChatGPT」や米Googleの「Gemini」、米Anthropicの「Claude」などと同様に、テキストと音声でのチャット、リアルタイムのWeb検索、画像の生成・編集機能などを備える。
さらに、ソーシャルな機能「Discover」フィードが特徴だ。Metaによると「他のユーザーがAIをどのように活用しているかを共有し、発見できる場」と説明している。
Discoverは、他のユーザーが共有したAIプロンプトをハイライト表示し、それをリミックスして自分のオリジナルにすることが可能という。明示的に共有することを選択しない限り、プライベートなチャットが他のユーザーのフィードに表示されることはないとしている。
Ray-Ban Metaでは、Meta AIが従来の「Meta View」アプリと統合される。これにより、履歴タブからアクセスできるハンドオフ機能が利用できるようになる。
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