ポケットカード(東京都港区)は5月26日、発行する「ファミマTカード」を、9月1日付で「Famima Card(ファミマカード)」にリニューアルすると発表した。Tポイントのロゴを外し、これまでファミリーマートで提供してきたVポイントの付与(最大2%)を終了。代わって、ファミマでの利用分に、最大5%の割引を導入する。
Famima Cardは年会費無料。ファミペイと連携することで、ファミリーマート店舗での買い物に対し、最大5%の割引を適用する。JCB加盟店で利用した際の特典についても、従来のVポイント付与(0.5%)から、1%の割引に変更する(一部商品や支払い方法は対象外)。
リニューアルに伴い、現行のファミマTカードに付帯していたTSUTAYAレンタルサービスや、Web明細申し込みによる毎月のVポイント付与などの特典は終了する。
ポケットカードは、Vポイントをためていたユーザーに対し、「モバイルVカード」または「ファミペイ」への移行を案内している。なおファミリーマート店舗では、8月31日をもってVポイント磁気カード(Tカード)の読み取りを終了する予定だ。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のCCCMKホールディングスと三井住友カードは、2024年4月22日に、それぞれが展開してきた共通ポイントサービス「Tポイント」と「Vポイント」を統合し、新たに「Vポイント」として提供を開始した。これにより、Tポイントの名称は消滅し、ロゴはTポイントの青と黄色を継承したデザインに変更されている。
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