レシピ動画サービス「クラシル」を運営するdely(東京都港区)は5月26日、商号を10月1日付で「クラシル」に変更すると発表した。社名変更に伴うサービス体制や運営方針の変更はないという。
同社は、創業初期のフードデリバリー事業「dely」に由来する現社名と、現在の中核事業である「クラシル」との不一致が、「ブランド価値や成長スピードにおいて機会損失となっていた」と説明。社名とサービスブランドの統一により、事業全体の一体感を高めたい考えだ。
代表取締役の堀江裕介氏は27日、自身のXアカウントで「AIの時代だからこそ、よりブランドの価値が重要になる」と述べ、今後もクラシルブランドを軸にした事業展開を進める方針を示した。
delyは2014年4月、当時慶応義塾大学に在学中だった堀江氏が設立。当初はフードデリバリー事業「dely」を運営していたが、15年3月に撤退。その後は16年に開始した「クラシル」を中心に事業を展開しており、スマートフォンアプリの累計ダウンロード数は4400万を超える。22年には販促支援事業「クラシルリワード」も立ちあげている。
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