VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー(東京都港区)は6月18日、所属タレントの権利を侵害する行為をしていた複数の人物について、発信者情報の開示請求が認められ、損害賠償などを条件に示談が成立したと発表した。
このうち3人は、SNS上で、1)所属タレントが取引先に対して不適切な行動を取っているという事実と異なる情報を流布、2)所属タレントがあたかも契約解除されたかのような画像を捏造して投稿、3)所属タレントが取引先を中傷する内容の投稿を行ったかのような画像を捏造するなどしていた。また、匿名掲示板で所属タレントのライブ会場を爆破するといった内容を書き込んだ人物もいた。
これら4件について、カバーは「自身が行った権利侵害を謝罪し、損害賠償として金銭を支払い、また今後同様の行為をしないことを保証する」ことで示談が成立したとしている。
カバーは、2024年11月に所属タレントに対する誹謗中傷やなりすまし、ハラスメントに該当する行為が行われていると公表。併せて、これらの行為に対しては「断固たる措置」を講じると表明していた。
ホロライブのカバー、所属タレントへの誹謗中傷やなりすましに「断固たる措置」
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