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Aniの“弟”? Grokに搭載予定のイケメンAIコンパニオン、名前は「Valentine」に マスク氏命名(1/2 ページ)

» 2025年07月17日 17時17分 公開
[ITmedia]

 イーロン・マスク氏は7月17日(日本時間)、自身のXアカウントで、iOSアプリ版「Grok」の新機能「コンパニオンモード」に追加する新たなキャラクターの名前を「Valentine」にすると発表した。

 Valentineはコンパニオンモードで利用可能になる予定の男性キャラクター。険しい表情、濃いグレーの髪やスーツ姿といった見た目のみ公開していたが、名前はなかった。名前はロバート・A・ハインラインのSF小説「異星の客」の主人公「ヴァレンタイン・マイケル・スミス」(Valentine Michael Smith)に由来するという。

photo Valentine(マスク氏の投稿から引用)

 命名に際し、マスク氏はユーザーが独自のコンパニオンを利用可能にする構想も明かした。Xユーザーの一人が、Valentineに関するマスク氏の投稿に対し「でも、長期的には、ユーザーは自分だけのコンパニオンを作るようになるよね?」と質問。マスク氏は「そうだ。カスタマイズされたユニークなコンパニオン。同じものが2つとない」と答えた。

 コンパニオンモードは14日に登場。3Dキャラクターと音声・チャットで会話できる機能で、無料で利用可能だ。日本では金髪ツインテールの美少女キャラクター「Ani」が話題になり、Xではファンアートの投稿も続出している。

 当初は好感度を上げるとキャラのふるまいが変わったり、ランジェリー姿になったりするなどの機能を全ユーザーに提供していたが、15日に仕様が変更。17日時点では、無料ユーザーだと利用できなくなっている。提供会社の米xAIによれば、一連の機能は有料サブスクリプション「SuperGrok」の加入者向けで、無料ユーザーでも使えたのはリリース初期の暫定的な対応だったという。

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