7月29日午後、イスタンブール発ソウル行きのアシアナ航空552便ボーイング777-200LR(乗客277人)で、乗客がモバイルバッテリーを機内で紛失したため、同機は安全確保のため離陸から約2時間半後にイスタンブールに引き返した。韓国メディアが報じた。
乗客はモバイルバッテリーを窓側の隙間に落とし、探したが見つからなかった。イスタンブール到着後に乗員が発見したという。航路追跡サイトには、同機がカスピ海を過ぎたトルクメニスタン上空でUターンする様子が記録されている。乗客たちはイスタンブールで1泊した後、19時間半遅れで仁川空港に到着した。
韓国では1月、南東部釜山の金海国際空港でエアプサン機内のモバイルバッテリーから出火し、機体が炎上する事故があり、規制を強化している。乗客はバッテリーをファスナーバッグに入れ、充電端子が金属と接触しないように絶縁テープなどを巻かなければならないことになっている。
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