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Apple、米国に1000億ドル追加投資 トランプ大統領同席の会見で発表

» 2025年08月07日 07時13分 公開
[ITmedia]

 米Appleは8月6日(現地時間)、米国への新たな1000億ドルの投資を発表した。同社は2月に5000億ドルの投資を発表しており、同社の米国への投資は向こう4年間で総額6000億ドルになる。

 ティム・クックCEOは同日、ドナルド・トランプ米大統領の執務室で開催された記者会見に参加し、トランプ氏の前でこの投資計画について発表した。

 cook 発表後にトランプ大統領(左)と握手するクックCEO

 トランプ氏は「これはAppleが米国内だけでなく海外でもこれまでに行った中で最大の投資だ」「ご存じの通り、Appleはこれまで海外の数カ国に投資してきた。その投資が米国内に戻って来る」と語った。

 クック氏は、米Corningや米TI、韓国Samsungなどの米国に製造拠点を持つ企業を支援する「American Manufacturing Program(AMP)」を立ち上げたと語った。

 その一環として、Corningとの提携を拡大し、Corningはケンタッキー州に「世界最大、最先端のスマートフォン用ガラス生産ライン」を構築する。これにより、すべてのiPhoneとApple Watchのカバーガラスが米国製になる予定だ。

 クック氏は記者会見で、24金の台座にセットされるCorning社製のガラスの円盤を贈呈した。

 cook 2 トランプ氏に贈呈するCorningのガラス製品について説明するクック氏

 クック氏が記者会見でAMPを含む複数の取り組みについて説明すると、トランプ氏は「こうしたことをやってくれるのは嬉しいね」と語った。


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