東京・国立競技場を舞台に9月13日に開幕する「東京2025世界陸上競技選手権大会」(世界陸上)の入場チケットを巡り、仲介サイトで通常価格よりも高額な価格で出品されるケースが相次いでいる。大会の主催者側もXの公式アカウントで「非公式販売事業者から購入したチケットは無効になる」として、注意を呼び掛けている。
世界陸上は13日から21日までの9日間にわたり開催。約200の国と地域から2千人以上の選手が参加を予定しており、49種目が行われる。
チケットはプレミアム1、プレミアム2、カテゴリーA、カテゴリーB、カテゴリーC、テーブル付ペアシートの6つの席種を用意。競技が開催される時間帯や、平日や土日・祝日の曜日によっても価格帯が異なっている。
ある仲介サイトでは、通常1万5000円〜5万円で販売されているプレミアム1のチケットが、1枚16万円で出品されているほか、ほかの席種でも通常価格よりも高額での出品が相次いでいる。
世界陸上のXの公式アカウントは「最近、転売サイトでの不正出品が増えています」とした上で、「非公式販売事業者から購入したチケットは無効になりますのでご注意ください」と呼び掛けている。
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