スキマバイトサービス「タイミー」は9月2日、シニア世代にアンケート調査した結果を発表した。タイミーに登録している60歳以上の働き手は4月時点で約30万8000人と、1年で約1.9倍に拡大。勤務実績がある最高齢の働き手は90歳だった。
タイミー利用以前の仕事探しについて、シニアワーカーの約半数が「希望の仕事に就けなかったことがある」、21.8%が「仕事を全く見つけることができなかった」と回答。同社は「面接や履歴書が不要なスポットワークが、シニアの働く選択肢を大幅に広げている」とアピールしている。
調査は8月20〜27日にか、タイミーの60歳以上の働き手1080人にインターネットで実施。過去2年以内に、タイミーでシニアの働き手とマッチングしたことがある事業所57拠点にも、21〜27日にかけネットアンケート調査した。
シニアワーカーが事業者に「良かった」と評価された割合を示す「Good率」は97.7%と、全体平均の98.9%と変わらなかった。事業者に「期待以上の働きをした」と認められると得られる「バッジ」獲得率は、高い順に「洗い場」(60.4%)、「仕分け」(56.5%)、「ホール」(48.3%)だった。
43.7%のシニアワーカーが勤務先から長期就業を打診されたと回答し、11.3%が実際に長期就業したと答えた。タイミー利用前にシニア採用に積極的でなかった事業者は43.9%だったが、29.8%が「タイミーでマッチングしたシニアの働き手を長期採用したい」と回答するなど、事業者側の意識の変化もみられた。
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