インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月4日、企業のセキュリティ対策を伴走型で支援する新サービス「IIJセキュリティドクター」の提供を始めた。特定のセキュリティベンダーや製品に依存しないセキュリティ強化を一元的に支援するという。
サービスは専門家が顧客環境の改善点を洗い出す「可視化・相談」、対策計画を検討する「戦略検討」、レポートやアタックサーフェス調査を通じて脆弱性を把握し、改善を支援する「対策実践」からなる。この他、専門家への相談サービスや、課題に応じた専門家とのミーティングも提供する。契約は1年単位で、価格は初期費用100万円、月額100万円(いずれも税別)から。
「セキュリティ専門人材の常駐派遣型の支援と異なり、非常駐型で課題内容や検討状況にあわせて適切に支援を行うため、最適なコストで利用が可能」(同社)。巧妙化・複雑化するサプライチェーン攻撃やランサムウェア攻撃、シャドーIT、内部不正といったセキュリティリスクを踏まえたサービスといい、中長期的なセキュリティ投資を重視する企業の利用を見込む。
会社が許可していない“シャドーIT” 大企業でも2割が利用
「あなたのSNS広告で著作権侵害を確認しました、詳細はこちら」→マルウェア配布 IIJが攻撃メールを複数確認
IIJ不正アクセス、原因は「Active! mail」の脆弱性を悪用したゼロデイ攻撃 586契約で漏えい判明
IIJ、400万アカウント超のメール情報漏えいか 設備に不正アクセス
IIJ新卒エンジニアたちの“おうち紹介記事”がIIJすぎる ネットワーク図は当たり前 自宅サーバルームもCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR