フジテレビジョンは12月5日、「F1世界選手権」(F1)の日本国内における独占放送・配信権を取得したと発表した。ライブ配信を「FOD」でも行う他、11年ぶりに地上波放送を復活させる。
契約期間は2026年から2030年までの5年間で、同局が国内の放送・配信に関するすべての権利を独占的に保有する。
2016年からF1をライブ配信してきたDAZNは同日、2025年シーズンでF1配信を「いったん終了」すると発表した。
動画配信サービス「FOD」でF1を初めてライブ配信。全24戦の全セッションを配信する。F1公式ストリーミングサービス「F1 TV」との連携も日本で初めて実現する。
CS放送「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」やインターネットチャンネル「フジテレビNEXTsmart」でも引き続き視聴できる。
地上波では、厳選したチャンピオンシップを最大5戦、ダイジェストで放送する。
フジテレビは1987年の日本GP初開催からF1中継を開始しており、2026年は40年目の節目。清水賢治社長は「社内に『F1ブームアップ委員会』を発足し、全社一丸となりF1コンテンツの拡充に取り組む」としている。
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