モバイルSuicaに「JRE POINT」を直接チャージ可能に 26年2月から

[ITmedia]

　JR東日本は12月11日、共通ポイント「JRE POINT」をモバイルSuicaアプリに直接チャージできるようにすると発表した。2026年2月から、アプリ内でチャージを完結できるようにする。

リニューアル後のモバイルSuicaアプリイメージ（出典：ニュースリリース、以下同）

　JRE POINTは1ポイント1円としてSuicaへチャージ可能だが、現在はJRE POINTのWebサイトやアプリでチャージを申請し、モバイルSuicaアプリで別途受け取り操作を行う必要がある。

　リニューアル後は、JRE POINTサイトで事前にモバイルSuicaを登録しておけば、同アプリ内でチャージを完結できるように。Suicaグリーン券への交換やJRE POINTの保有数の確認も、同様にモバイルSuicaアプリ上で行える。

　あわせてJRE POINTアプリも刷新。現行ではアプリ起動後、「バーコード」アイコンをタップして表示する必要があるポイント用バーコードが、トップ画面に常時表示される仕様となる。登録カードの管理や他サービスとの連携状況、鉄道乗車回数やキャンペーンの達成状況なども、JRE POINTアプリのトップ画面から確認できるようになる。このリニューアルは2月9日に実施予定だ。

リニューアル後のJRE POINTアプリのイメージ

　この他、2025年2月に開始された統合ID「JRE ID」が、26年2月以降はJRE POINTのWebサイトやアプリにも対応する。すでにモバイルSuicaやえきねっと、JR東日本アプリでは対応しており、これにより同一のIDで複数サービスを利用しやすくなるという。