この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「マイクロソフト、Kubernetes環境におけるJavaのパフォーマンス分析を自動化する「Azure Performance Diagnostics Tool for Java」公開」(2026年1月22日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Microsoftは、AIエージェントが自動的にMicrosoft Azure上のSRE(Site Reliability Engineering)を実行する「Azure SRE Agent」の新機能として、Kubernetes環境におけるJavaのパフォーマンス分析を自動化する「Azure Performance Diagnostics Tool for Java」のプレビュー公開を明らかにしました。
Azure Performance Diagnostics Tool for Javaの基盤となるAzure SRE Agentは、Microsoft Azureのさまざまなサービスに対して最適化された運用パターンを使用し、状態を継続的に評価し、事前警告やインシデント対応のヘルプ、アラートのエスカレーションなど、システム運用の自動化をAIエージェントが支援してくれるサービスです。
今回プレビュー公開されたAzure Performance Diagnostics Tool for Javaは、このAzure SRE Agentの新機能として利用可能になりました。
一般にKubernetes環境上の分散した複数のマシンでのJavaVMで性能低下や障害が発生した場合、その原因を分析するためには、まず多数のメトリクスやログを参照する仕組みを構築し、分析しなければならないため、大きな手間が発生していました。
Azure Performance Diagnostics Tool for Javaは、こうした複雑なプロセスをAIによって効率化してくれるというものです。
具体的には、Kubernetes環境下の各ポッドで一時的なコンテナを起動し、そこからターゲットとなるJavaVMが稼働するコンテナに接続。そしてJava Flight Recorder(JFR)を使用して詳細なパフォーマンステレメトリを収集し、そのテレメトリデータを分析する、というものです。
これによりJavaVMの性能分析が容易になると同時に、開発チームや運用チームがJavaアプリケーションの監視やトラブルシューティングが効率的に行えるようになると説明されています。
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