カプコンは3月4日、人気ホラーゲームシリーズの最新作「バイオハザード レクイエム」の全世界販売本数が500万本を突破したと発表しました。2月27日の発売からわずか一週間足らずという驚きのスピードです。
本作は発売前からそのマーケティングでも話題を集めていました。通販会社の夢グループとコラボして、ぶら下がり健康器とゲームをセット販売したり、日清食品とコラボして「カップヌードル」がゲームに登場する「アンブレラヌードル」の知的財産権を侵害しているとアンブレラ社(架空の企業)が日清を提訴してみたり……。人気シリーズだからこそ可能だったであろう、おふざけ満載のプロモーションに、ボクも思わず公開されたレシピを基にアンブレラヌードルを自作してしまいました(詳細と食レポはマンガで!)。
ゲーム自体は相変わらず怖さ抜群。本作はシリーズお馴染みのキャラクターであるレオンと、新登場のグレースの二人が主人公なのですが、とにかくグレースパートの怖さが半端ありません。武器の弾薬や回復アイテムの数が基本的に不足している本パートでは、少ないアイテムでゾンビからいかに身を守るか……といった命がけのリソース管理に常に追われ続けることになるのです。
一方のレオンパートはアクション主体のゲーム性になっています。様々な武器や体術を駆使してゾンビをなぎ倒していくレオンを操作するのはグレースとは真逆で爽快感抜群! 恐怖満載のグレースパートとアクション満載のレオンパート、別ゲームと言っても過言ではない2つのパートを交互に遊べることでダレることなくプレイすることができます。
驚くほど美麗なグラフィックや、シリーズお馴染みの「ラクーンシティ」を再訪することになるストーリー展開なども含め、本作はまさにシリーズ30年の集大成と言っても過言ではない出来になっています。ボクもクリアまでの10数時間を一気に駆け抜けてしまいました。
それでも個人的には満足感と共に”しんどさ”を感じてしまいました。プレイしているうちに恐怖に慣れてくると、先述のアイテムのリソース管理等の要素が、ただただ面倒くさいものに感じてしまうのです。ホラーゲームは基本的に、プレイヤーに恐怖や危険を感じさせるために様々な制限やストレスを与えてくるものだと思うのですが、恐怖に慣れるにつれ、ボクにはその制限やストレスがつらくなってしまいました。
ホラーそのものはそれなりに平気なはずなのに、ボクがホラーゲームが苦手な理由を、本作を遊んで再認識した気がします。早く恐怖から解放されたい、なのに恐怖に慣れてくるとしんどい……というジレンマ。それでも面白くて最後まで一気に遊んでしまったバイオハザード レクイエム。間違いなくオススメの一本です。
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