noteのCEO、自社株の約3%を市場で売却 好決算直後に株価急落 「売却は流動性向上のため」
noteは4月23日、加藤貞顕CEOが自社株式55万株(発行済株式の約2.84%)を15日、市場内で売却したことを明らかにした。
売却は、決算発表で好業績を公表した翌日に実施され、株価は年初来高値となる3405円をつけたが、同日の終値は前日比-16.25%に急落。翌16日には反発したものの、値幅が拡大する不安定な展開が続いている。
同社は23日付の開示で、この売却について「将来の東証プライム市場への移行を見据え、株式の流動性を高め、流通株式比率を向上させるため」と説明。売買実行日や株数は証券会社に一任しており、本人の裁量は介在していないという。
14日に発表した2025年12月~26年2月期(2026年11月期第1四半期)決算は、売上高が12億1800万円(前年同期比27.3%増)、営業利益が2億3500万円(同約40倍)と大幅な増収増益となっていた。
noteは2025年~26年にかけ、米Googleや韓国NAVER、KADOKAWAなどを割当先とする第三者割当増資を実施。特定株主の保有比率が上昇し、市場での流動性が相対的に低下していたことから、流動性向上を意図して取引を実行した、と会社側は説明している。
今回の売却により、加藤CEOの保有比率は26.31%に低下したが、引き続き筆頭株主を維持し、中長期的な企業価値向上に取り組む方針。同社は加藤CEOから「今後2年間は普通株式の追加売却を行わない」との通知を受けているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
2
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
3
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
4
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
5
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
6
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
7
PHPの「重大」脆弱性はAIが見つけた 「GPT-5.6 Solで発見」とOpenAI 「今後、AIによる脆弱性発見が急増」
-
8
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
9
1000万のWebサイトで「生きたAPIキー」が大量に“丸見え”状態? 大手銀行やインフラの鍵も 米スタンフォード大などが調査
-
10
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR