スウェーデンSpotifyは5月21日(現地時間)、年次投資家向けイベントで、コンサートチケットを一般販売前に確保できる新機能「Reserved by Spotify」を発表した。
米ライブイベント企画・運営大手のLive Nationと提携する。これにより、SpotifyはLive Nationチケットへの予約アクセスを提供する唯一の音楽ストリーミングサービスとなる。まず米国での注目ツアーを対象に今夏開始し、その後他の市場にも展開する予定だ。
サービスを利用できるのは、18歳以上のSpotify Premium加入ユーザーだ。Spotifyが楽曲の再生回数やシェアなどの利用状況に基づいてアーティストの熱心なファンを特定し、一般販売前の専用ウィンドウ内にツアーチケットを最大2枚確保する。購入はLive Nation傘下のTicketmasterなどのチケット販売パートナーのプラットフォーム上で行い、Spotifyが手数料を上乗せすることはない。
ただし、スーパーファンの数は一般にツアーの座席数を大幅に上回るため、全員がオファーを受け取れるわけではない。ボット対策として、Premiumユーザーの活動を監視し、実在する人間のファンであることも確認する。対象者にはメールとアプリ内通知で案内が届く。チケットはオファーを受けたツアー内であれば日程、会場、席を自由に選んで購入できる。
Spotifyは「どのストリーミングサービスも同じ音楽を提供できるが、ReservedはSpotifyだけが提供できるものであり、サブスクユーザーであることの意味を変える」と語った。
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