マツダ「CX-5」9年ぶり全面改良 Google音声認識機能など採用 国内てこ入れに期待
マツダは5月21日、主力のスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX-5」の新型車を発売した。2012年の販売開始以来、世界累計で500万台以上売れている基幹車種を国内では9年ぶりに全面改良した。米IT大手Googleの最新の音声認識機能を採用したほか、後部座席のスペースや荷室を増やした。全面改良した基幹車種の投入で、国内販売のテコ入れを図る。
マツダの毛籠勝弘社長は21日、東京都内で開いた発表会で「マツダらしさを徹底的に磨き上げた自信作だ」と胸を張った。ブランドアンバサダーに、マツダの本社がある広島県出身の俳優、綾瀬はるかさんが就任したことも併せて発表した。
希望小売価格は330万円から。エアコンの温度調整やカーナビの目的地設定を音声で操作できるようにするなど使い勝手をよくしただけでなく、デジタル技術を駆使した新たな開発手法により収益性を高めた。
SUV人気が高い欧州や米国で先行して販売しており、満を持して日本にも投入した。まずはガソリンエンジン主体の車種から売り、来年には新たなハイブリッドシステムを搭載した車種の販売も計画する。
マツダは26年3月期の国内販売が前期比5.3%減の14万3000台と、中長期的な目標である20万台に届かない状況が続く。CX-5は国内で販売する車の約4分の1を占めるだけに、最新モデルの売れ行きが業績を左右することになりそうだ。(永田岳彦)
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