羽根なしでどうやって風を起こすのか。細長い本体の中には専用のファンやモーターが入っていて、1分間に最大6万5000回転という、すごい速さで回っている。
星のように見える送風口は、ジェットエンジンの設計から着想を得たHushJet技術の特徴で、ノズル形状と内部のハニカム構造によって「空気を集中的に送り出し、排出の際に周囲の空気を巻き込みながら気流を増幅する」という(ダイソン)。
これはダイソンは2025年9月に発表した空気清浄機「Dyson HushJet shizuka」に使われたもので、今回も気流設計は同じだという。騒音を抑えながら風量を増やすことを目指した。
その風量は、前面の上下ボタンで「ブーストモード」を含む6段階の調整が可能だ。最大風速は25m/秒とかなりパワフル。バッテリー容量は5000mAhで「風量1」なら最長6時間使用できる。これが多いか少ないかは使い方次第だろう。
そして重要なポイント。ノズルから出てくる風は真っすぐだ。ハンディファンの場合、目的の場所以外に風を送っても電力のロスになるだけで、しかも電車内など近くに人がいる場所で風が広がると周囲に迷惑をかける場合もある。風がまっすぐに進むのは重要だと思う。
一方、クールファンの問題は駆動音が大きいという点だ。HushJet技術も最大6万5000回転の風切り音を抑え込めてはいないような気もするが、なければもっと大きいのかもしれない。
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