中国のロボット開発企業優必選(UBTECH)が6月30日(現地時間)、等身大のヒト型ロボット「U1」シリーズを発表した。人間との感情面での交流や寄り添いを想定した家庭向け製品で、予約台数は累計1万1000台を超えたという。同日に複数の現地メディアが報じ、日本など中国以外でも「不気味の谷を越えた」「普通にかわいい」とXなどで注目を浴び始めている。
完全なヒト型モデル「U1 Pro」「U1 Ultra」と、上半身のみの「U1 Lite」を提供。価格は「U1 Lite」が11万9800元(約286万円)、「U1 Pro」は男性型・女性型ともに16万9800元(同406万円)。「U1 Ultra」は男性型が99万元(同2366万円)、女性型が88万元(同2103万円)。いずれも、美男美女を模したリアル志向な外見を特徴とする。
公式サイトでは「U1 Pro」のみスペックが公開されており、男性型は身長183cm・体重42kg、女性型は身長168cm・体重35.2kg。全身に88の自由度を持ち、人に近い表情や体の動きを見せるという。Wi-Fi 6に対応し、1回の充電で4時間以上稼働可能だ。
AI処理装置として米NVIDIAの「Jetson Orin」を内蔵。会話などは長期的な寄り添いを目指したという独自AIモデル「Resonance-LM」が担う。データは自動的に外部サーバへ送信せず、利用者が管理できる仕組みとしている。他モデルのスペックは7月1日(日本時間)時点公式サイトにないが、最高級モデルの「U1 Ultra」は自律的な移動能力とProに勝る計算能力を持つと報じられている。
アクロバットで話題の人型ロボ「H1」「G1」、GMO子会社が国内販売へ 中国Unitreeと代理店契約
NVIDIAがヒト型ロボットのリファレンス公開、中国Unitree「H2」ベース 26年後半に実機販売も
ソニーの「アイボ」、“次の製品”を開発中 「今ここにその子がいるんですけど」
6代目「アイボ」、販売終了へ サポートなどは継続
データセンターの見回り業務をロボットに 自在に伸びるカメラでくまなく点検できる「ugo mini」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR