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中国Moonshot AI、「Kimi K3」人気でGPUひっ迫 新規サブスク受け付けを一時停止(1/2 ページ)

» 2026年07月21日 18時53分 公開
[林裕也ITmedia]

 中国Moonshot AIは7月19日(現地時間)、AIチャットサービス「Kimi」の新規有料契約の受け付けを一時停止すると発表した。16日に公開した大規模言語モデル「Kimi K3」への反響が想定を大きく上回り、公開から48時間で需要が計算能力の限界近くに達したという。既存の契約者は影響を受けず、引き続き利用できる。

新規契約の一時停止を告知するKimi公式Xアカウントの投稿(出典:Kimi.aiのXへの投稿より)

 同社は既存契約者の利用体験を守るため、確保できる計算資源を現在の会員に優先して割り当て。並行して計算資源の増強を急いでおり、新規契約の枠は準備が整い次第、段階的に再開する予定だとしている。ただ、再開時期は明らかにしていない。

 併せて有料プランの再編も予告した。現在はチャットやコーディング支援「Kimi Code」などを1つの有料プランでまとめて利用できるが、今後はWeb版・アプリ版・業務向け「Kimi Work」を対象とする「Kimi Membership」と、コーディング用途に特化した「Kimi Code Membership」の2プランに分割する。用途ごとに計算資源を割り当てやすくし、サービスを安定させる狙いだ。分割後の各プランの料金や内容は明らかにしていない。

コーディング関連ベンチマークの比較(出典:Moonshot AIのブログより)

 Kimi K3はパラメータ数2兆8000億の大規模言語モデルで、オープンモデルとして世界最大級をうたう。一部のベンチマークでは米Anthropicの「Claude Fable 5」や米OpenAIの「GPT 5.6 Sol」を上回る成績を示したほか、第三者評価サイト「Arena.ai」のフロントエンド開発ランキングでも首位に立ち、公開直後から急速に利用者を集めていた。

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