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グリーの今期は大幅減益見通し、最終益はゼロ予想 海外向けプラットフォーム停止、ポケラボ不振で減損
グリーの今期は最終損益がゼロとなるなど大幅な減収減益に。海外向けプラットフォーム停止、ポケラボの不振で減損を迫られることも響く。
グリーは2月4日、2015年6月期通期の連結業績予想を公表した。営業利益は前期から42.9%減の200億円、最終損益はゼロ(前期は173億円の黒字)と大幅な減益になる見通しだ。「国内外のネイティブゲームの新たなヒットタイトル創出に時間を要することが主因」としている。
売上高が22%減の980億円と1000億円を割る見通しなのに加え、海外向けプラットフォーム展開を見据えて買収した海外子会社OpenFeintとポケラボについて、のれんの減損183億円の計上を迫られ、最終益に響く。
OpenFeintについては、プラットフォーム事業からゲーム開発事業への転換と海外向けプラットフォームの停止を決めたことで、のれん90億円を減損処理する。ポケラボは、主力のカードバトルゲームの落ち込みが想定以上に進んでおり、計画見直しに伴いのれんなどの減損93億円を計上する。
同日発表した2014年7〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比27.1%減の495億円、営業利益が41.3%減の111億円、最終損益は41億円の赤字(前年同期は98億円の黒字)だった。
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