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デバイスマネージャーでチェックする「次世代 Eee PC」COMPUTEX TAIPEI 2010(2/2 ページ)

Eee PadやEee Tabletに注目が集まりがちなCOMPUTEX TAIPEI 2010のASUSノートPC。しかし、主力のEee PCラインアップも着実に進化しているようだ。

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10.1型ワイド搭載ラインアップにはAMDの“Nile”モデルも

 10.1型ワイド液晶ディスプレイ(解像度は1024×600ドット)を搭載するEee PCラインアップでも次世代Atomと新世代IONを採用した「Eee PC 1015PN」が展示されていた。

 CPUはAton N475、チップセットはNVIDIA ION2で、こちらもNIVIDIA Optimusに対応する。メインメモリはDDR3を標準構成で1Gバイト、最大で2Gバイト搭載する。インタフェースでは、Bluetooth 3.0、USB 3.0をそれぞれサポートする。

 また、このクラスのEee PCでは、AMDの薄型ノートPC向け最新プラットフォームを採用した「Eee PC 1015T」も公開されている。AMDの最新モバイル向けCPU“Nile”(開発コード名)のVシリーズ(AMD V120かAthlon V105かは不明)とグラフィックスコアにRadeon HD 4200を統合したRS880Mチップセットで構成されるプラットフォームを採用し、USB 3.0、Bluetooth 3.0をサポート。バッテリー駆動は6セル搭載時で約6時間とされている。

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「Eee PC 1015PN」も、Aton N475とNVIDIA ION2の組み合わせを採用してNIVIDIA Optimusに対応する(写真=左)。“Nile”を搭載した「Eee PC 1015T」の展示サンプルはハングアップしていてデバイスマネージャーで構成が確認できなかった(写真=右)

 以上、次世代Eee PCは、2010年第3四半期にリリースが予定されている。ただし、日本市場に投入されるモデルやその構成については、いまのところ未確定とのことだ。

シャッター式の立体視に対応した最初のノートPCとして日本でも注目された「G51Jx 3D」も展示されている……、と、よくよく見るとNVIDIAの3D Visionで必須の“ピラミッドレシーバー”が見当たらない。「ああ、それ、レシーバーユニットを液晶ディスプレイの下に内蔵しました」(ASUSスタッフ)
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