SpursEngine+地デジ+BD、圧倒的なAV性能を“赤”ボディに凝縮──「dynabook Qosmio V」:2010年PC夏モデル
SpursEngineを内蔵する1台4役のハイエンドAVノートPCが「dynabook Qosmio V」だ。地デジ、BD、高音質オーディオシステムを搭載し、SpursEngineによる長時間録画+5倍速BDダビング機能を備える。
“SpursEngine”を内蔵 「地デジ+超解像DVD/BDレコーダー+高品位オーディオ」なAVノートPC
東芝の「dynabook Qosmio V」シリーズは、同社独自のメディアストリーミングプロセッサ/映像専用エンジン“SpursEngine”を内蔵する高性能AV志向の地デジ+Blu-ray Discドライブ搭載AVノートPCだ。スリムなレッドカラーのボディデザインは2010年春モデルから継承し、CPUやオフィススイートなどが刷新された。発売は2010年6月下旬を予定。価格はオープン、想定実売価格は18万円前後と予想される。
今回の2010年夏モデルは「V65/87M」の1機種のみで展開し、PCとしての仕様に大きな変化はないマイナーチェンジモデルとなるが、同社独自の映像処理エンジン“SpursEngine”と地上デジタルチューナー、Blu-ray Discドライブ、harman/kardonブランドのステレオスピーカー+MaxxAudio+Dolby Advanced Audioによる高品位サウンドシステムを軸にした多彩なAV機能がやはり大きな特徴だ。
SpursEngineと超解像技術「レゾリューションプラス」により、
- Blu-ray Discへの5倍速ダビング(エンコード時間を5分の1に短縮)
- 地デジ番組の最大8倍長時間録画
- 2層Blu-ray Disc1枚に、HD画質のまま約18時間記録
- DVDタイトルをHD解像度+高画質にリアルタイム変換して再生
- DVカメラなどで撮影したSD画質の映像をアップコンバートし、HD解像度でBlu-ray Discメディアへ保存
- YouTubeなどのWeb動画コンテンツをアップコンバートして高画質化
- 既存の動画ファイルをiPodなどで再生できるMP4形式に高速変換
などの機能が利用できる。
主な仕様は、Core i5-450M(2.4GHz/最大2.66GHz)、4Gバイトのメインメモリ(PC3-8500対応DDR3 SO-DIMM 2Gバイト×2)、500GバイトのHDD(5400rpm/Serial ATA)、1366×768ドット表示対応の15.6型ワイド液晶ディスプレイ(Clear SuperView液晶、LEDバックライト内蔵)、地上デジタル放送チューナー、BD-R/RE対応Blu-ray Discドライブ、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、1000BASE-T対応の有線LAN、USB 2.0×4(うち1つはeSATAと共用)、eSATA×1(うち1つはUSB 2.0と共用)、HDMI出力(レグザリンク対応)、harman/kardonステレオスピーカー、マルチメモリカードリーダー(SDXC対応SDメモリーカード、MMC、xDピクチャーカード、PRO対応メモリースティック)などを搭載し、Windows 7 Home Premium(32ビット版/64ビット版を初回のセットアップ時に選択可能)をプリインストールする。
本体サイズは387.6(幅)×266.8(奥行き)×29.1~34.8(高さ)ミリ、重量は約3キロ。約3.3時間動作するリチウムイオンバッテリー、本体と同色のUSBレーザーマウス、B-CASカードなどが付属する。
dynabook TV店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
dynabook Qosmio V | V65/87M (シャイニーレッド) | 2スピンドル | マイナーチェンジ | Core i5-450M(2.4GHz) | 4096MB(DDR3) | 500GB | 32 / 64ビット版Windows 7 Home Premium | 18万円前後 |
dynabook TV店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
dynabook Qosmio V | V65/87M (シャイニーレッド) | 15.6型ワイド | 1366×768ドット | Intel HM55 Express | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | CPU統合 | 地デジ×1 / Office Home and Business 2010 | 約3キロ |
関連キーワード
地上デジタル放送 | SpursEngine | dynabook | Qosmio | AVノートPC | Blu-rayドライブ | ノートPC | 地デジチューナー | ダビング | ハーマンインターナショナル | Windows 7 | B-CASカード | Core iシリーズ | Core i5 | eSATA | ギガビットイーサネット | HDMIリンク | LEDバックライト | SDXC | 東芝 | YouTube
関連記事
Office 2010がやって来た:2010年PC夏モデル特集
2010年の夏は、新世代VAIO PやLet'snote初のコンバーチブル型、3D立体視対応PCなど、注目機種がめじろ押し。Office 2010搭載モデルも熱い!!2010年PC夏モデル:東芝、Office 2010搭載の「dynabook/Qosmio」夏モデルを発表――新デザイン、超解像、高音強化、DLNA対応など
3D立体視対応ノート PCを6月7日に発表ばかりの東芝が、dynabook/Qosmioシリーズの2010年夏モデルを一挙にリリースした。6シリーズを6月下旬に発売する。2010年PC夏モデル:16型ワイドの主力機がデザインを一新し、基本スペックを強化――「dynabook TX」
dynabookの主力機である「dynabook TX」は、マット塗装を施した高級感のある新デザインに生まれ変わり、CPU性能を強化した。2010年PC夏モデル:売れ筋のA4ノートにCore i5&Blu-ray搭載モデルが登場――「dynabook EX」
15.6型ワイド液晶を搭載するスタンダードノートPC「dynabook EX」は、Core i5とBlu-ray Discドライブを採用した上位機が登場。ボディデザインも刷新され、新色のモデナレッドが加わった。2010年PC夏モデル:基本性能を強化してOffice 2010も導入──「dynabook UX」
2010年夏モデルで登場する東芝のNetbookは、CPU を最新世代に一新。全モデルでOffice Personal 2010も導入した。2010年PC夏モデル:最新世代“CULV”ノートはボディもリニューアル──「dynabook MX」
東芝が“ネットノート”と名づけたCULVノートPCのラインアップがボディデザインとプラットフォームを一新した。2010年PC夏モデル:SpursEngine+地デジ+BD、圧倒的なAV性能を“赤”ボディに凝縮──「dynabook Qosmio V」
SpursEngineを内蔵する1台4役のハイエンドAVノートPCが「dynabook Qosmio V」だ。地デジ、BD、高音質オーディオシステムを搭載し、SpursEngineによる長時間録画+5倍速BDダビング機能を備える。2010 年PC夏モデル:“TX”のボディに地デジを内蔵、求めやすい価格のテレビノートPC──「dynabook TV」
「dynabook TV」シリーズは、主力のdynabook TXと同じA4オールインワンボディに地デジチューナーを内蔵した1台4役のノートPC。実売15万円前後で販売するコストパフォーマンスが魅力だ。2010年春モデル:新型AtomからCore i3/i5搭載ノートPCまで全36モデル――東芝「dynabook/Qosmio」シリーズ
東芝は1月18日、2010年PC春モデルとして「dynabook/Qosmio」シリーズ全36モデルを発表した。インテル最新プラットフォームの採用をはじめ、SpursEngine搭載モデルをボリュームゾーンに投入したのが見どころだ。高機能AVノートPCを手ごろな価格で――「dynabook Qosmio V」
春モデルの新シリーズ「dynabook Qosmio V」は、地デジチューナーや独自の映像処理エンジン「SpursEngine」、Blu-ray Discドライブを搭載しながら実売20万円を切る。レビュー:この価格なら買えるカモ──“SpursEngine”搭載ノートPC「Qosmio F50」の実力は
東芝「Qosmio F50」は、プライベートサイズの15.4型ワイドディスプレイと地デジチューナーとともに、求めやすい価格ながら“SpursEngine”を搭載。YouTube動画も“超解像”化できるようになった。2009年PC秋冬モデル:“ネットノート”やBlu-ray Disc採用モデルなど、東芝がWindows 7搭載PCを公開
Windows 7が発売される10月22日にあわせて、東芝の秋冬モデルも順次投入される。4シリーズでBlu-ray Discドライブを採用したほか、Netbookの次を目指す「dynabook MX」を投入した。新モデルの情報を随時更新:ミニノート/Netbook/UMPCのすべて
新作が続々と登場するミニノートPC。人気のVAIO type Pはもちろん、東芝や富士通、シャープといった国内メーカー製の新型Netbookに注目だ!!特集:Windows 7のすべて
10月22日に発売が決定した新OSのWindows 7。その最新情報をはじめ、VistaやXPの違いなどがすぐ分かる!! 各PCメーカーのアップグレード情報も網羅!!次世代PCデータ通信特集
モバイルWiMAXや3G/HSPAの旬なPCデータ通信から、次世代の高速通信まで、「PCでデータ通信を利用するユーザー」のためのPCデータ通信関連情報を随時更新!
関連リンク
- dynabook.com
- 東芝
- 製品最安値比較サイト:ITmedia +D Shopping
- ソフトウェアダウンロード販売サービス:+D Download
- ソフトウェアのライセンスはまとめ買いがお得:LICENSE ONLINE
- デジタルライフに彩りを与える専門ショップ:+D 専門店街
- PCパーツからオシャレなノートPCまで:msi style!
- 欲しかったアレがここにある!:ニーハオ!!上海問屋
- VAIOのことならお任せ!:VAIO LOVERS
- ソニーじゃなきゃもったいない!:SONY LOVERS
- FMVを安く買うならここ!:富士通マニア
- ThinkPadがWeb限定特価:Lenovo media
- BTOならおまかせ!:EPSON Direct PC Channel
- デルのお得情報を毎週更新!:DELL Power
- Windows 7搭載PC続々:マウスコンピューターステーション
- 電子ブックの情報が満載!!:eBook USER
- 飛び出す!3D特集
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.