Xiに新料金プラン 既存の料金プランも改定――7Gバイト以上で通信制限、追加料金で解除
NTTドコモが、Xi対応Androidタブレットの発売に合わせて新たな料金プランを導入する。定額の料金プランを新たに用意するほか、2年契約をすることで基本料金が下がるプランを追加する。
NTTドコモが9月8日、LTEを利用した通信サービス「Xi」に対応したAndroidタブレット「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」「ARROWS Tab LTE F-01D」を発表。端末の販売を開始する10月上旬から、新たな料金プランを提供することを明らかにした。
新たに提供する料金プランは、定額型と2段階定額型の2種類で、さらに2年間の利用を約束すると月額料金が割引になる2タイプを用意する。定額型と2段階定額型のいずれも、月間の累計データ通信量が7Gバイトを超えると自動的に送受信速度が128Kbpsに絞られるが、追加料金を払わなくても、月末まで継続して利用可能。追加で2625円を支払うと、2Gバイト分の通信量が追加される仕組みだ。なお翌月1日には通信速度制限が解除される。
2年契約をする定額型料金プラン「Xiデータプラン フラットにねん」は、月額5985円で7Gバイトまで、2年契約がない定額型の「Xiデータプラン フラット」は月額7455円で7Gバイトまで利用できる。2012年4月30日まではXiスタートキャンペーンが適用されるため、月額利用料はXiデータプラン フラットにねんが4410円、Xiデータプラン フラットは5880円になる。
2段階定額制の2年契約プラン「Xiデータプラン2 にねん」は9524Kバイトまでは下限の2500円、9524Kバイトから24800Kバイトまでは1Kバイトあたり0.2625円の従量課金、24800Kバイト以上は7Gバイトまで6510円となる。「Xiデータプラン2」では、下限が3970円、9524Kバイトから24800Kバイトまでは1Kバイトあたり0.2625円の従量課金、24800Kバイト以上は7Gバイトまで7980円。こちらもXiスタートキャンペーンにより、2012年4月30日までは上限がそれぞれ4935円と6405円に下がっている。
既存の料金プラン「Xiデータプラン にねん」「Xiデータプラン」も、月間の通信量が5Gバイトを超えると追加料金が発生する体系だったが、今回の新料金プランの発表に合わせ、同じように上限を7Gバイトまで引き上げるほか、7Gバイトを超える分についても従量課金ではなく通信速度制限を行う方式に変更する。速度制限を解除する場合は、2Gバイトごとに2625円を支払えばいい。
なお、2012年9月30日までは、通信量が7Gバイトを超えても128Kbpsへの速度変更は行わず、2625円の追加料金も不要。
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