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新型「LaVie Light」3モデルの使い勝手をチェックした大変身したNetbook(3/3 ページ)

夏モデルでフルモデルチェンジしたNECのNetbook「LaVie Light」シリーズ。その強化点や使い勝手を細かく見ていこう。

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上位/下位モデルで異なるソフトウェアの構成

ランチャソフトウェア「LaVie Lightメニュー」も一新された

 前ページで述べたように、上位モデルと下位モデルでは初期出荷のHDD空き容量やリカバリ領域が異なっている。これはプリインストールされるソフトウェアに違いがあるからだ。ネットワーク環境を簡単に切り替えられる「MobileOptimizer」や、電源設定をワンタッチで切り替えられる「パワーモードチェンジャー」「節電設定ツール」といったユーティリティは全モデル共通だが、下記の実用タイトルは上位モデルのみとなる。

 まず、131万画素のWebカメラを活用して動画をYouTubeへの投稿したり、モーション感知録画機能で自動録画などを行う「YouCam for NEC」、辞書ソフトウェアの「デ辞蔵PC」、「家庭の医学」「血液サラサラ健康辞典」はBL350/BL310/BL300シリーズにのみプリインストールされている。細かいとことだが、YouCam for NECの動画データのデフォルト保存先がCドライブになっているので、SSDを採用したBL350シリーズは利用時に気をつけたい。


「YouCam for NEC」の画面。多彩なエフェクトが用意されている

「デ辞蔵PC」の画面。オンライン/オフラインで利用可能だ

上位モデルにのみプリインストールされる時事通信社の「家庭の医学」

 数あるNetbook/低価格ミニノートPCの中で、スクエアなボディ形状で目を引いたLaVie Lightシリーズだが、新モデルはその方向性を改め(BL100/TAに残っているが)、今風の見た目のスリムさを追求したデザインを取り入れた。パステル調だったカラバリも、グッと控えめになった印象だ。新モデルはSSDの空き容量が少なく、ユーザーが気を遣わなければならないのはいただけないが、ストレージの構成を含めてバリエーションが豊かになったのは好ましい。

 次回は各モデルのパフォーマンスやバッテリー駆動時間をテストし、実力に迫る予定だ。

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