マイクロソフト、タブレットPC発売の記者発表会を開催タブレットPC「Compaq Tablet PC TC1000」が新体制初のPC製品となる日本ヒューレット・パッカード。この製品は基本的にピュアタブレットタイプだが、オプションのドッキングステーションを使用することでノート、デスクトップ、タブレットの3種類のフォームファクタを使い分けられる。発売は12月中旬で、11月8日から同社の「hp directplus」サイトで先行予約の受付を開始する。価格は219,000円。「タブレットPCは、多様化する使用環境にさまざまなフォームファクタで対応できる。当社では、この新しいフォームファクタを『トランスフォーム型』と呼んでいる。タブレットPCを盛り上げることで新しい市場を開拓し、結果としてPC業界全体を盛り上げていければ、と考えている」という。 日本ヒューレット・パッカード 取締副社長 パーソナルシステムズ事業統括 馬場真氏。新生HP最初のPC製品がタブレットPCとなる 最後に登場したのは、ソーテックと同様に本日付けでタブレットPCの新製品「FMV-STYLISTIC(スタイリスティック)」を発売した富士通。この製品はピュアタブレットタイプだが、ドッキングステーションとキーボード、マウスが付属するためデスクトップPCとしても使用できる。同社はタブレットに関して10年以上の技術とノウハウがあり、タブレットPCの新ブランドとなる「STYLISTIC」を世界同時発売する。「長年のお客様との経験で培ったニーズと技術を、どういった形で実現するかを考えた結果、単純であることと誰にでも簡単に使えることを重視した。その答えが『STYLISTIC』」という。 富士通パーソナルビジネス本部 モバイルPC事業部長 五十嵐一浩氏 次に「キーマンからのメッセージ」として、発売に至るまでのモニターとしてタブレットPCを使用していた方々からのビデオメッセージが放映された。キーマンには、インテルのジョン・アントン氏、東芝テックの森健一氏、野村総合研究所の栃澤正樹氏、国立循環器病センターの中沢一雄氏、慶応大学の村井純氏と、そうそうたる顔ぶれだ。それぞれの立場でタブレットPCの利点を述べていたが、やはりメールなどの電子媒体に肉筆の署名を記入できること、資料や原稿などに、印刷することなく手書きで書き込みができること、書きながら思考を整理できることなどが便利という意見が圧倒的だった。「タブレットPCを使ってしまうと、もう以前のPCには戻れない。これはタブレットPCが『進化したPC』という証拠だ」という声もあった。 実際の業務に、モニターとしてタブレットPCを使用した著名人のメッセージがビデオで紹介された。 最後にマイクロソフトから、今後の展開についての説明があった。年末に向けてのリテールキャンペーンとして、全国8店舗での発売記念キャンペーンのほか、11月14日からデモステーションの開始、12月1日から渋谷QFRONT5階のウブスナカフェで体験コーナーを設置するなど積極的なキャンペーンを展開する。また、企業向けの導入プログラムとして、ITトレーラーによる全国キャラバン、業種別の導入促進セミナーなどが開催される。ちなみに、現時点で大塚商会をはじめとする4つの企業がタブレットPCの導入を決定しているという。 一般ユーザーに対しては、Microsoft Office XPに手書き機能を追加する「Ofice XP Pack for Tablet PC」のダウンロードサービスを 本日から開始 するほか、タブレットPC向けのアプリケーションを集めた「PowerToys」のダウンロードを 11月8日から開始 する。PowerToysには、Webなどの画面を画像として切り出せる「Snippet」、Journalで作成したファイルをサムネイル表示する「Journal Note Thumbnails」、手軽に楽譜を作成でき、音源も使用できる「Music Notepad」、ペン対応のゲーム「Tablet Pool」が付属する。 最後に、発表会に参加したタブレットPC出荷パートナー全員が壇上に上がった。今回参加したのは5社だが、PCの出荷パートナーは9社を数える [吉澤亨史, ITmedia ] 前のページ | 2/2 | 最初のページ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. FeaturesPICK UP
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