タブレットPCの強い味方「Tablet PC入力パネル」ペンによって操作や入力が行えるタブレットPCだが、長い文字列や文章を入力するときなどの変換作業は面倒だ。そのようなときに便利なのが、タブレットPCに標準で用意されている「Tablet PC入力パネル」だ。「Tablet PC入力パネル」には、ペン入力をアシストしてくれる多くの機能が装備されている。その機能の概要をざっとチェックしてみよう。起動は簡単。4種類の入力パネルを用意ペンだけで長い文字列や文章を入力するのは、面倒なときもある。また、書き方のクセなどで手書き文字が思うように認識されないこともある。このようなときには「Tablet PC入力パネル」を使ってみよう。多くの機能が用意されているので、入力する内容に応じて最適な方法を選ぶことができる。 入力パネルの起動アイコンはタスクバーにあるため、ワンクリックで簡単に起動できる。パネルの入力方法は「キーボード」「手書き入力」「手書き検索」「手書きパッド(英語)」の4種類が用意されており、パネル下部のタブによって切り替えられる。 入力パネルはタスクバーに起動アイコンが用意されているため、簡単に起動できる 「キーボード」タブでは、PDAのソフトウェアキーボードのような表示になる。キーボードを叩くようにキーをタップすればよい(クリックすると拡大します) 「手書き入力」タブは、枠の中に1文字ずつペンで書き込んでいくスタイルだ。ひらがなを入力していき変換することもできるし、直接漢字を入力することも可能だ(クリックすると拡大します) 「手書き検索」タブは、認識しづらい文字や、入力したい漢字をはっきり思い出せないときなどに有効だ。書き込んでいくごとに候補が表示される(クリックすると拡大します) 「手書きパッド(英語)」タブは、英数字にのみ対応している。活字体だけでなく筆記体も認識するスグレモノだ(クリックすると拡大します) パネルの表示スタイルは変幻自在 入力パネルの大きさは自由に変更できる。また、表示する内容もカスタマイズできるので、使いやすい表示に変更しよう。「ペン入力領域を非表示にする」ボタンをクリックすると、入力パネルをタイトルバーのみの表示に切り替えられる。なるべく画面を占有させずに、必要なときにはすばやく入力パネルを表示したいときに便利だ。逆に入力パネルを大きくしたり、全画面表示することも可能だ。 入力した文字をソフトに送るタイミングは、オプションで自由に設定できる。また、入力したテキストのプレビューを表示できるので、確認しながら入力を行いたいときに有効だ。ちなみに「&」をタップすると記号のキーボードボタンが表示される。入力パネルを使いこなすことで、より素早く正確な入力が可能になるのだ。 [吉澤亨史, ITmedia ] 前のページ | 1/2 | 次のページ Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. FeaturesPICK UP
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